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【住友不動産Presents】 "ゼロからわかる"リフォーム講座

#3 「増築」「改築」について知る!

リフォームの種類で目にする「増築」と「改築」。両者を合わせて「増改築」と呼ばれるみたいだけど、いったい何が違って、何ができるの? 似たような言葉だけど、「改築」と「改装」は違うの? 今回はそんな増改築のアレコレについて学んでいきます。

増築と改築の違いって?

増築の定義と特徴

今ある建物を壊すことなく、平屋を2階建てにしたり、敷地内に新たな建物をつくったりして、同じ敷地内で建物の“床面積を増やす”行為が「増築」です。逆に床面積が減少する場合は「減築」と定義されます。
増築はリフォームの一種なので、建て替えよりもスピーディで、コストの負担が少ないという特徴がありますが、建物の状態によっては修繕や補強費用の負担が発生することもあるため、注意が必要です。

改築の定義と特徴

増築・減築のように床面積を変えずに、間取りの変更など、構造部分に工事範囲が及ぶもののことを「改築」と呼びます。言葉が似ているので「改装」と混同してしまいがちですが、改築は家の構造部分の一部あるいは、すべてをいったん壊して新しいものに修理すること。改装は、壁紙の張り替えなどによって模様替えをすることを指すのが一般的です。

増改築の特徴
メリット ●建て替えよりもコスト面でお得
●居住したままの工事も可能
●床面積の増加が10㎡以内の増改築なら確認申請が不要
●課題をピンポイントで解決できる
デメリット ●増築部分と既存部分で、耐久性や一体感が異なる(接合部に狂いが発生することがある)
●建物の状態によって、制約や追加工事が必要になる
●床面積の増加が10㎡以上の増改築を行う場合、建築確認申請が必要になり、手続きに時間がかかる
コスト 300〜2,000万円程度
※工事内容によって異なる
★【POINT】増築と改築の違いは床面積が増えるか否か。
ピンポイントでリフォームできる点も魅力。

増改築をするときのチェックポイントは?

増改築を行う際には、どのようなことに気をつければよいのでしょうか? 事前準備や費用のことなどなど。以下にチェックポイントをまとめました。

CHECK①法令制限、建築確認申請の有無
増改築のリフォームは、建築基準法や地域の条例など、さまざまな法令制限を受けるので注意が必要です。特に床面積が10㎡以上増える増改築を行う場合は、自治体もしくは、民間の建築確認検査機関への「建築確認申請書」の提出、行おうとしている増改築が法律や条例に適していることの承認を得る必要があります。
またマンションの増改築の場合は、管理組合への届出義務や承認が必要となる場合もあります。これらは、工事に着手してからでは取り返しがつかないことになりかねないので、プランが固まったらすぐに着手するようにしましょう。
CHECK②耐震性の確認
ベースとなる建物の築年数が古い場合は、現行の耐震基準を満たしていない「既存不適格建築物」である可能性があります。増改築部分は、新たに工事する部分であるため、耐震基準を考える必要はありませんが、現存部分を基準を満たしていない状態のままにしておくと、建物全体の耐震バランスが統一されていないアンバランスな建物が出来上がってしまいます。
一般的に、「建物の耐震バランスが不統一だと、倒壊のリスクが高まる」とされています。耐震性を統一することはリフォームの鉄則。増改築時には必ずリフォーム会社に耐震調査を依頼し、必要であれば既存部分の耐震補強を行いましょう。
CHECK③タイミングやコストダウンの工夫
土地や住宅の状況を事前にチェックするのと同時に、リフォーム会社の選定や、どこをどのようにリフォームするのか、そしてどれくらい費用をかけるのか…という点についても熟慮する必要があります。
業者の選定時は、各種資格の有無やサービス内容はもちろん、実績面を重視することも大切です。複数候補が存在する場合は、その会社の得意分野やデザインのテイストで取捨選択するのもよいでしょう。
また、総コストはリフォームのタイミングや工夫によって下げることも可能。プロに相談しながら、“ベストではなくともベター”な結果を出せるように妥協せずにゴールを目指しましょう。
CHECK④増改築+αの費用
増改築に限ったことではありませんが、見積りに記載されていない費用や、各種手続きの費用など、工事費以外のコストがかかるケースも想定されます。そのような+αの費用は、施工前に明確にしておくのがベスト。業者から見積りをとったときに、疑問点がある場合は、臆せずに担当者に質問し、納得のいくまで説明してもらうことをおすすめします。
★【POINT】工事前に法律や条例、既存住宅の耐震基準を確認する。

住友不動産リフォームの増改築事例

最後に住友不動産リフォームの増改築事例をご紹介。イメージをできるだけ具体化して、ご自身の増改築の参考にしてみてください!

事例1
築34年の平屋4DKを3LDKに増築リフォームした例。増築箇所は、エントランスを兼ねた屋内アプローチ部分。玄関から小径のように続く屋内アプローチは南欧風を意識したつくりとなっています。洋室二間には手を入れず、リフォームを行ったため、居住しながらの増改築が実現しました。
事例2
ご夫婦で暮らしている築34年のご自宅を増築リフォームした例。増築箇所は1階の玄関、リビング、DKの3カ所で、リビングとDKの増築は、もともとはテラスだった部分を改変させるという形で実施。家屋全体にかけて複数箇所耐震補強も同時に行っています。
事例3
築70年のご自宅を2世帯住宅にするために、一部減築を含めた全面リフォームした例です。1階の廊下部分をリビングに吸収する減築工事で、無駄をなくした使い勝手の良い空間を創出。耐震診断の結果、白蟻の被害や、基礎が弱いことが発覚したため、布基礎を打ち、土台や柱をしっかり補強して耐震性を高める工事も。