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古民家再生TOP > 施工事例2
越後長尾・上杉氏の時代の陣屋で、昔は秋田屋敷と呼ばれていたT様のお住まい。元和2年(1616年)徳川幕府の天領となった折、町の中央でもあり、名主橘屋(良寛の生家)に近いため最初に代官所が置かれた由緒ある屋敷でもあります。歴史と文化の街に、その景観を保全しつつ家屋の改修を行うのには、細心の配慮が必要とされます。街並にふさわしい建築の様式や色彩、地方特有の外壁や建具。『新築そっくりさん』は、こうした課題に独自の設計技術と練達した棟梁の手技で取り組みました。
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![]() 現代の匠の技が生きる格子や壁の拵え。糸屋格子に歴史ある商家の趣が蘇る。 |
景観保全という観点から外観の形状は、殆ど昔の佇まいのままに再現しました。外壁の板貼りは押し縁下見貼りで、この地特有の落ち着いた伝統様式を継承しています。景観形成のために道路面には、縦格子を設置。T様家が呉服屋を営んでいたことに因んで、糸屋格子の復元を試みました。夕べには糸屋格子からもれる光が、やさしく街並を照らし出します。また商家のよすがを残す店の間は、板貼りの均整のとれた居間の設えに変え、太い柱を据えた吹き抜けの空間を設けています。街の景観とともに、幾百年と続いた伝統の住まいが、ここに美しく蘇りました。
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濃い色調の自然石の浴槽に、壁、天井に施した板貼りが温かく調和する。 |
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![]() 戸外にもれる暖かな光が街並を照らし、行き交う人々にやすらぎを与える。 |
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床、壁、天井、空間の四方を木で構成した居間。歴史ある旧家の趣が、広々とした空間に香り立つ。 |
江戸元禄の華やかりし時代、北前船の寄港などで大いに賑わった繁栄の地。その面影と証を残すのが妻入り(切妻屋根)の街並です。A様のお住まいは、その歴史豊かな街の中心に建つ伝統家屋。街並景観の保存を基本にした改修であることから、屋根瓦の色彩をはじめ、外壁の板貼り、格子を設けるなど、街並としての連続性を考慮しました。家の内部は、建物の歴史を物語る太い柱や梁はそのままに、漆喰壁や造作を新しくすることにより、端正で素材感豊かな空間を表現しました。玄関のタイル貼りや囲炉裏を掘った居間などに、現代的な意匠を施し暮らしの楽しさを演出しています。
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![]() 伝統豊かな街並にふさわしい端正な外観。格子に漂う風情も奥床しい。 |
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![]() 玄関の広い空間を利用して、土間は趣向を凝らしたタイル貼りに。 |
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![]() 床の板貼りや柱、帯戸などの色調を揃え、漆喰壁との美しい明暗を再生。 |
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