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築150年を経て老朽化が激しい家屋に、10数年前の台風に追い討ちをかけられたN様邸。台風で屋根の瓦が飛び、天井も崩落するなど、家屋の傷みには著しいものがありました。
雨漏りがひどく、天井が崩れているため、和室、洗面、便所以外は使用が不可能でした。また昔ながらの間取りは暗く、使い勝手も悪いため「もうもたないだろうと諦めかけました」とおっしゃるN様。
新築同様に蘇るという『新築そっくりさん』に、半信半疑でご相談いただきました。


傷みが激しかったため小屋組から再生した外観。切妻のすっきりとした油漆喰の白壁や杉の腰板が映える。
切妻屋根と油漆喰の白壁や杉の腰板貼り。
小屋組みから造り直した外観は、これがあの老朽家屋かと驚くばかりです。
「築150年の古民家」として堂々と蘇った外観もさることながら、圧巻は天井を撤去して、そこにあった立派な松の丸太梁をあらわにし、吹抜け空間にしたリビング。
天井には無垢の杉板を貼り、2階には渡り廊下を設置しました。
古民家の柱や梁を活かしつつ、メリハリの効いた空間に仕上げています。
構造躯体もしっかりと補強し、断熱材やサッシで気密・断熱性を確保。
この美しい外観にふさわしい快適な住み心地を実現しています。


丸太梁が存在感を漂わせる小屋裏。左側の渡り廊下からは居間が見渡せる。


伸びやかで奥行きのある玄関には、たっぷりの光が差し込むように配慮。
