二世帯住宅リフォームの費用とプラン

子どもの結婚や両親の介護を理由に「二世帯住宅」で暮らしたいと思いつつも、「なんだか面倒そう」「費用がかさんでしまいそう」と二の足を踏んでいませんか? そんなときは、住友不動産のリフォームサービス「新築そっくりさん」におまかせください。建て替えの7割の費用で、“新築そっくり”な快適な生活空間をご提供します。

二世帯住宅リフォームを検討するケース

新築そっくりさんの「戸建てリフォーム」の特徴は、既存の住宅を家の構造から見直し、間取りの変更や諸設備をはじめとする、細かなオーダーやリクエストを相談しながら施工を始められる点にあります。二世帯住宅のリフォームなら、特に次のような方にオススメです。

ケース1 親世代のサポートを受けながら生活したい人

二世帯住宅のよさは、なんといっても「親世帯と子世帯が一緒に暮らすことによって生まれる安心感」にあります。現在は、女性の社会進出が積極的になっていることもあり、育児や家事において親世帯のサポートを得られることは、大きな魅力のひとつです。さらに、居住費、光熱費、食費などの生活費が抑えられるという経済的なメリットも見込めます。

ケース2 高齢になった両親の介護を見据えている人

両親が高齢になった場合、直面するのが「介護」の問題です。例えば、食事や洗濯、掃除などの生活作業へのサポートが必要な場合に、子世帯と親世帯の物理的な距離が遠いと、移動に時間がかかるばかりか、サポートが必要なときに迅速な対応ができないということもあり得ます。
二世帯住宅なら、「親世帯の様子がすぐに確認できる」「すぐに会いに行ける」というメリットがあるので、両親の介護を見据える人にとっては最適な暮らし方と言えます。

ケース3 自分の部屋が欲しい孫の希望を実現したい人

新築そっくりさんのリフォームは、増築・減築にも対応いたします。子世帯に新たに子どもが生まれた場合や、成長した子どもに自分の部屋を与えたい場合などに、既存の間取りを変更して子ども部屋を作るリフォームも可能です。全体的に間取りを変更するのか、それとも一部をテコ入れするのかは、専門スタッフと相談をしながら。お客様に合った最適な方法を導き出すことになります。

リフォームプラン

二世帯住宅は、その「独立度」の違いによって「完全同居タイプ」「完全分離タイプ」「一部同居タイプ」の3つのタイプに大別されます。それぞれの特徴は次の通りです。プランを考えるときは、予算や親世帯や子世帯のライフスタイル、自分たちの生活空間へのこだわりや趣味嗜好なども考えながら、最適な間取りを選択するようにしましょう。

完全同居タイプ

親世帯と子世帯の二世帯が同じ空間で生活するタイプで、「賑やかに暮らしたい」という人に向いているタイプと言えます。夫婦の寝室や子ども部屋などは分けられますが、それ以外の玄関やリビング、ダイニング、浴室、トイレ、キッチンなどはすべて共用となります。

メリット

●共有空間が多いため、家族同士が顔を合わせる時間が自然と多くなり、家事や子育てなどを協力して行いやすい

デメリット

●親世帯子世帯、それぞれのプライベートが守りにくい

完全分離タイプ

同じ建物ながらも、玄関をはじめ建物内のすべてのスペースが、親世帯と子世帯で分離されているタイプです。1Fが親世代、2Fが子ども世代というような場合も、このタイプに分けられます。リフォームの際には親と子ども世代で意見をすり合わせる必要があまりないため、自分たちの考えを反映しやすいという特徴もあります。

メリット

●お互いのプライベートを守りながら生活することが可能

●「ひとつ屋根の下」であることに変わりはないので、何かあったときにはすぐに駆けつけられる

デメリット

●キッチンや浴室が2つ必要になるため、「完全同居タイプ」よりもリフォームにコストがかかることがある

一部同居タイプ

「完全同居タイプ」と「完全分離タイプ」の中間に位置する“いいとこどり”タイプです。玄関や浴室などは共用ながらも、1日を過ごす時間の長いリビングやダイニング、キッチンは親世帯と子世帯で分けられていることが多いです。

メリット

●共有スペースがあるので、親と子ども世代で適度なコミュニケーションを取ることができる

デメリット

●独立と共有のバランスは、個人の裁量によるところが大きい

二世帯住宅リフォームにかかる費用(価格)と相場

最後に、気になる二世帯住宅リフォームの費用についてご説明します。住友不動産の戸建てまるごとリフォームの費用相場は、サービスや内容によって異なりますが、「300万円〜2000万円程度」となっています。

新築や建て替えよりも、1000万円以上も安い

既存の家を丸々建て替える場合には、およそ2000万円〜2300万円程度が相場になります。これに対し、広さや設備によって異なるので一概には言えませんが、新築そっくりさんの場合、「完全分離タイプ」や「一部同居タイプ」といった大掛かりなリフォームであっても1000万円〜1500万円程度、多くの共有部分を残す「完全同居タイプ」などの部分的なリフォームであれば300万円〜と、新築や建て替えと比べて、費用面で大きな強みがあります。しかも、高い専門性を持ったセールスエンジニアが、ご相談から設計、管理までを一貫して担当してくれるので、「要望が伝わらず、工事に反映されない…」というトラブルも防げるので、最初から最後まで安心してリフォームを行えます。

リフォーム費用は定額

一般的にリフォーム工事では、「壁をはがしたら柱が腐っていた」などといった想定外の対応が発生すると、追加の費用が必要になり、契約時の金額よりも多い額を支払うことになる場合があります。しかし、「新築そっくりさん」の場合、契約時に提示した金額から一切の追加費用が発生しない「完全定価制」(※)を採用しているため、不測の事態が発生しても、追加費用はかかりません。 しかも、事前の「建物診断」、お客様のご要望とご予算に応じて複数のプランを提案してくれるので、無理のない費用に抑え、安心してリフォームを頼むことができます。
※お客様のご要望による工事内容変更がない場合に限ります