コストも重視しつつ、8人家族の生活にフィットした二世帯住宅に
生まれ育ったご実家で祖父母・ご両親と同居するにあたり、築60年の住まいは、ご夫婦のライフスタイルに合わないことがお悩みでした。また、住まい全体の老朽化や細かく区切られた間取り、冬の寒さなどを解消するため、まるごとリフォームで住まいを一新することに。1階は4世代8人の大家族が集まれるように、D K、和室、廊下、広縁を取り込み大空間のLDKに。家事動線にも配慮し、キッチンの側に水廻り設備を移動しました。2階はキッチン、トイレを新設し、3つの個室を配したご夫婦のスペースとなり、二世帯住宅へと生まれ変わりました。
ビフォー・アフター
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細かく区切られた間取りで、隙間風があり冬場は寒く光熱費もかさんでいた。
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ダークグレーのサイディング貼りで、ラグジュアリー感を演出した外観デザイン。家全体をバランス良く構造補強して安心して暮らせるように。
リフォーム後 その他のお写真
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間仕切り壁を取り払い、家族8人が集まって寛ぎながら食事ができるようになった大空間のLDK。「以前より格段に明るくなりました」。
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シューズインクロークやコートクロークを造作して、靴やコートがスッキリと片付く。
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子ども達を見守りながら家事ができるオープンキッチンに。手元が隠れるようにカウンターを造作。
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使い勝手にこだわって選んだキッチンは奥様のお気に入り。掃除が楽なIHクッキングヒーターや食器洗い乾燥機を採用して家事の時間も短縮。
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天井を撤去して現れた梁を空間のアクセントに。使い勝手の良いオープン収納を造作。
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2way動線の玄関ホール。床の段差も解消してバリアフリーとなり、安全に暮らせるように。
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キッチン廻りはグレー系のカラーを採用。ブラケット・ペンダントライトは暖色電球を使い、エコカラットやタイルを効果的に用いて、モダンな雰囲気を演出しています。
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子ども部屋の前のオープンスペースは家事室として利用。洗濯物を干したり、たたんだり、アイロンをかけるのに便利です。また、ご家族全員で利用するファミリークローゼットを2階の中心に設けました。
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洗面化粧台は独立させ、ご家族が入浴中でも気兼ねなく利用できるように。「二世帯住宅で生活のリズムが違うことから、2階にも洗面化粧台を設けました。8人家族ですが、朝の身支度もスムーズです」。